ご存知の通り、日本ではギャンブルはいまだ違法です。合法化へと向かってはいるものの、実現までにはまだ長い道のりがあります。

反対派が挙げた質問の中には、合法化すべき理由と、合法化した場合の国民と国家へのメリットに対する懸念があります。

この記事では、その問題について深く見てみましょう。

規制によってギャンブラーが保護される

健康と安全がすべての人にとって最優先事項であるということは、私たち全員が同意できると確信しています。この意見に同意すれば、政府がカジノを禁止したことで、人々が危険にさらされていることに気づくでしょう。それは、一体なぜでしょうか?

何かが禁止されると、人々は何とかしてそれに抗う方法を探します。それがギャンブルの場合、危険な集団と出会うきっかけになることが多いのです。

もし政府がギャンブルを許可して、カジノを合法化すれば、人々を危険な場所から遠ざけ、危険な集団から遠ざけ、政府の保護下に置くことになります。

税収効果

カジノの年間売上は、とんでもない金額となります。ギャンブルを合法化して課税すれば、その資金の一部を自治体に還元することができます。

その国の規模とカジノリゾートの数にもよりますが、この資金の流入は、自治体全体の経済を大きく押し上げる可能性を持っています。

それだけでなく、カジノリゾートは雇用を創出するため、失業対策としても有効です。

観光産業の活性化

ラスベガスとマカオにおけるカジノ観光の効果は、明らかです。世界中の人々がここに集まり、週末を過ごし、苦労して稼いだお金の一部を費やします。

もちろん、観光客はギャンブルのためだけに訪れるのではありません。豪華な部屋に滞在し、市内観光やショッピングも楽しむのです。通常、カジノリゾートには、一流ブランドの高級店が軒を連ねているため、カジノを訪れる人々が大切な人に贅沢な贈り物を購入する絶好の機会にもなりえます。

ギャンブル依存症

ギャンブルのマイナス面といえば、ギャンブル依存症でしょう。これはカジノ合法化に反対する人々が真っ先に取り上げる議論です。

確かに、ギャンブル依存症は深刻な問題であり、何百万人もの人々がその影響を受けています。しかし、カジノを合法化すると、依存症の患者数は増えるでしょうか?おそらく、そうはならないでしょう。依存症になる人は、合法かどうかに関係なく、ギャンブルをするものです。

イギリスでは、ギャンブル依存症と闘うことを目的にした興味深いプログラムがあります。これはセルフ・エクスクルージョン(自己排除)と呼ばれ、オンラインカジノと実店舗カジノの両方のあらゆるギャンブル活動に、6か月間参加できないようにするものです。

まとめ

ギャンブルの合法化は、様々な懸念を生む話題ですが、一つ確かなことは、人々はギャンブルするのを決して止めないだろうということです。それなら、いっそのことカジノを合法化して、税金という形で国に還元してはいかがでしょうか?